おなかへった

全部フィクションだから心配しないでね。

同じ話ばっか書いてごめんね

 

 わたしの小説の登場人物の男たちってみんなゴミクズに見えますかね。なんかもう独自の理論なんですけど、男たちみんな愛おしくないですか?わたしの中ではみんなゴミでもクズでもカスでもない愛おしいものたちなんですよ。

 

 だって、みんな自分のしてる行動が相手を傷つけてるなんて思わなくて、ただ呑気に目の前にいる人に自分の欲求をぶつけてるだけなんですよ、かわいいでしょ。かわいいよ。

 

あー、でも、 かわいそうだね、に出てくる男は二人とも嫌いだけどね。浮気は雑魚だから、二人とも浮気男なんで雑魚。浮気相手にしか寄られてこないっていうことでみくの可哀想感を増したかったから彼女持ちにしてみた。みくも結局自分のことしか好きじゃないからまあハッピーエンド。結局ビール半分残して帰る男はただいろんな女と性交渉したいだけで、後半に来た男は自分に自信なくて誰かから承認されないと自分の価値を持てなくていろんな女に手を出してるタイプの雑魚。目の前にいる人間に愛がないから雑魚。いや、自分の書いた登場人物こんなに悪くいうのも良くないのかもだけども。

 

 こうちゃんもゆうちゃんもほかの名前のない男たちも、みんな目の前にいる人間に一生懸命向き合ってるし、そこにいないときは何してるのかはわからないけどその場限りの誠実を尽くしてるでしょ。あの人たちね自分のことあんまり好きじゃないんですよ、だから自分が月に一回とかしか会ってない女にこんなに愛されてるなんて夢にも思ってないわけですよ。むしろきっと女側も遊ん出るんだろうなって考えるタイプなので、やつらと付き合いたかったらえっちする前に自分からめちゃくちゃアプローチして好きになってもらった方がいいよ、知らんけど。可愛い自分の登場人物の彼女だからわたしが面接するわ、履歴書書いてくれ。ただ付き合った後も求めてるものが違うからきっとめちゃくちゃ苦労するで。ああいう男に引っかかる女も自分に自信ないし受け身なんですよね。そういう女に寄ってくるのって軽い男だから、本当に幸せご両親に報告して喜んでもらえる恋愛をするためには自分から狩りに出た方がいいと思う。とりあえず手作りのビーフシチューで男をたぐりよせろ!!!!

 

 

あー、あとすごく傷ついた側って自分の悲しい気持ちをわかってほしいしつい騒ぎ立てちゃうけど、その傷をつけた人って何も考えてないし気づいてないんだと思う。ただ純粋に自分の欲求で生きてるだけ。自分の悲しみは自分にしかわからないから、簡単にいいねつけさせんなよ。

 

 僕たち、本当は自分のことしか考えられないのにわざわざ恋愛してるの。誰か愛したり愛されたりしたいの。相手の言葉とか感情を軽く捉えてるときっと自分が気づかない間に相手との溝がどんどんできちゃうしいつかいなくなっちゃって、相手の人生の通過点になっちゃうし、ほかの誰かとハッピーエンドを迎えるんだろうな最愛の愛おしい人。ここに書いてる小説は全部その通過点で、きっといつか忘れちゃって振り返ることもないようなそんな淡い日常。やっぱり付き合うとか結婚とかそういう形を取らない関係ってきっとあっという間に過去になっちゃうね。性行為した相手との友情なんてないんですよ、もうだから一度したら元には戻れないし、ちゃんとけじめをつけなきゃいけないの。性行為した人数の数は悲しませた数だから、目に見えない誰かがきっと泣いてる。自分無料風俗に成り下がったり、相手のオナホになるのやめようね。私たちちゃんとした人間でしょ、ね。なんていう気持ちをベースの過去の寂しさとか悲しさとかをわたしの生み出した誰かに味わってもらってるフィクションなのさ。ずっと寂しい寂しい言ったら嫌われちゃうでしょ。全部愛して〜〜